脱線路は続くよどこまでも

  喉がカユカユ。


  風邪なのか、喋りすぎなのか?いや、そんな喉を嗄らすほど喋ってはいない。喉を嗄らして喋った最後は先月、札幌で学生時代の友達と。芸術の話にでもなったのだったか・・・ 


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2003年頃だったと思う。ラジオ  出演していた元春さんが番組のパーソナリティーから若者に向けてのメッセージを求められ、こう言った。


  『盗んだとか盗まれたとか、なんだかんだというけど、僕は言いたい。盗まれる前に盗め


  元春さんのカッコ良さに興奮し、友達に話したら「全然、カッコよくない。盗むなよ」・・・という風に言われた。


  うまく伝えられなかったみたい。

   ・・・


  ある日曜日、BS「青の時代」というマイルズ・デイビスの特番を見た。(他にピカソとか)
(日本人はマイルスと呼ぶが、ムラカミさんによると正しい英語発音は“マイルズ”と最後のSは濁音なのだそうだ。だからわたしもマイルズ。バラカンさんも日本人のスの中でズと発音しておられる)
  

  ジャズの王様・マイルズも若いころは自分の音楽がパッとせず苦悩したらしい。

  ビーバップ全盛の時代、麻薬中毒のチャーリー・パーカーのパシリもし、バードのような音楽を志したらしいけど、身体が小さい、唇が薄いなどどうにもならないハンデがあって失意のまま故郷に帰ったらしい。


  そこで、歯医者であるお父さんが「お前はお前の音楽をやればいい」と励ましたそうだ。

  歯医者はカンケーないが・・・いいとこのお坊ちゃんだったんだ・・と・・・(笑)


  一念発起。
自分のスタイルを確立して、誰もがひれ伏すようなジャズの帝王になったわけですが、その後の若いジャズマンがマイルズの奏法を真似ていると「それはオレの真似だ」と一蹴。その若い男はがっくり。


  しかし、男(誰だかわかんない)はある人(忘れてしまいました)の演奏をレコードで聴いていたら「あ!これは!」と気付いた。マイルズはその人の演奏を真似ていた。カッコよく言うなら自分の物にしていた。もっというなら、盗んだのだった。


  後日、マイルズに「あなたは○○の奏法を真似てますね」と言ったことき、マイルズはニヤリと笑ったそうである。


  コレだ!元春さんは正しかった。「盗んだとか盗まれたとかグダグダ言う前に、盗まれる前に盗め!」と。


  この一連のことを一気に話した時、友達のSとCは納得。


  「で、なんだったっけ・・・?・・・いつもこんなに喋りすぎたらダメだって思うんだけど。テヘヘ・・・」というわたしにCが「わたしだって一気にそんな話でフィニッシュに持って行けるような話、したいもんだけどね」と慰めて(?)くれました。

  
  カムサハムニダ(-人-) 

持つべきものは心の中の、表面には見えない、それを磨いたからって社会的に、金銭的にどーってことがあるわけでない、心の充実感のみの話で盛り上がれる友達だと思う。ありがとう、Sさん、Cさん。あなたたちがいてくれてわたしは幸せです。


  で、なんの話かというと「盗まれる前に盗め!」という力強い(?)フィニッシュで終了するような会話はそれ以降、誰ともしてないし、喉を嗄らすほど父ともケンカをしてないということ。

  だから、風邪じゃなければ何だと言うのさ、この喉のカユカユは!?という話なんでして・・・ 


  昨日、フツー郵便で贈り物が届いた。正しい郵便システムを活用されている模様(笑)。

  お礼が遅れたけれど、Yちゃん、メッセージとくろねこハンドタオルをありがとう♡
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  いつもいつも心細やかなあなたに幸多かれと祈っております♡


この記事へのコメント

2012年04月12日 17:04
マイルズのフォロワーは沢山いますが、中々彼を超えられない。
結局音楽はその人のハートというか、内面次第なのかな~等と考えてしまいます。
人のカバーを演っても、素晴らしいものも有りますよね。
2012年04月12日 21:54
アレルギー? カバ類飛び始めてるよね?きっと
私も耳の後ろじゅくじゅく始まったし…

盗んでも自分のモノにならないと ただの二番煎じか真似っこだもんね~~
あらら?職人の世界だわね~~^^
2012年04月16日 14:00
 ヤスさん、マイルズのファンですか?わたしはマイルズはKind of BlueとIn a Silent Wayを持っています。
あと、10年くらい前にでたBlue Miles。
やっぱり音楽は才能+情熱+愛情・・・いろいろなエッセンスをぎっしり自分の物に注ぎ込んでこそですねぇ・・
良い音楽は理屈じゃないですね!

 まるおおさん!先日はホントありがとう!!
おいしく頂きました~!!
アレルギーなのかなぁ?先生に喉が痛いけど、お腹も調子悪いって言ったらお腹の薬が中心で「頭も痛い」と申告したらイラッ!とされました。あーあ。

音楽の二番煎じはかなり悲しいものもありますよね。演歌の場合はそれが見事に出てしまいます。ひばり信者が多いけど、歌える人はほとんどいないとかさー。
人のしてきたことをやるにしても、自分の物にできる人は天賦の才能って思う~。